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 デバイスマニアのFPSゲーマーが『理屈から攻める』をモットーにFPS上達法や勝つためのゲーミングデバイスの選び方、おすすめデバイスの解説をさせていただきます。目標は、体系化されたFPS上達理論を示しハード問わず日本人のFPSプレーヤーの実力を底上げすることです!

FPSゲーマーにありがちな勘違い 『サラウンドヘッドセットを使ったほうがいいと思っている』  ゲーミングヘッドセットのメリットも教えるよ

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はじめに

 

サラウンド機能といえば、一般的に音が色々な方向から聞こえるようになる技術という認識をしている方が多いんじゃないでしょうか。特にFPSゲーマーはそう思っている人が多いですね。

 

FPSゲーマーにとって音の方向というのは非常に重要で、前後左右上下の音を聞き分けられるようになればそれだけで相当有利になることができます

 

特に前後の区別は難しいですから、前後を間違えてしまって「うわっ最悪だ! サラウンドヘッドセット買わなきゃ!」と思う人が多いのです

各メーカーのヘッドセットは高級なモデルほど7.1chサラウンドを推していますから、そう考えるのもしょうがないですね

 

 

しかしここではっきり言わせてもらいましょう


FPSゲーマーにサラウンド機能は必要ありません(デデドン)


今回は、その理由についてお話していきたいと思います

 

 

リアルサラウンドとバーチャルサラウンドの違い

サラウンドに関しての説明は

http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/hometheater/introduction3.htm

この辺の音響機器メーカーさんのサイトで既に十分わかりやすく解説されているのですが、僕なりに簡単に解説します

 


一口にサラウンドサラウンドと言っていますが、サラウンドは大きく二種類に分けることができます

 

リアルサラウンド

リアルサラウンドとは、スピーカーなどの音の出る機材を部屋の前後左右に配置し、実際にあらゆる方向から音を聞こえるようにする技術のことです


5.1ch、7.1chなどありますが、数字が増えるほどスピーカーの数が増えてよりリアルな環境になります


最近のブルーレイだと、7.1chに対応した映画なんかも増えていますね
一度家電量販店で体験したことがありますが、マジで後ろを振り返ってしまいました

 

 リアルサラウンドは結構な機材を用意する必要があるので、一般家庭に導入している人はあまりいません

バーチャルサラウンド

 バーチャルサラウンドとは、リアルサラウンド環境を構築できない一般人に向けて、音の大きさや遅延を利用し、ぼわわ~んと擬似的にサラウンドっぽい音を出してくれる技術のことです

 

 多数のスピーカーを用意する必要がないので、ヘッドホンや普通のスピーカーで利用することができます

 

 ただ、あくまで擬似的になので、実際に前後左右の音を把握できるわけではなく、臨場感だけ味わえるといった性質のものになります

 

 そしてヘッドホンという単語でピンとキた方も多いと思いますが、現在FPSゲーマー向けに販売されているサラウンド機能が売りのヘッドセットはほぼすべてバーチャルサラウンドなんですね

 

FPSゲーマーにバーチャルサラウンドは必要ねえ


 ここまでくればわかると思いますが、バーチャルサラウンドは我々FPSゲーマーにとっては意味がありません


 音の方向がわかるわけではないくせに、音が遅延したり大きさが変化してぼやけたりするので、非常に鬱陶しいものになります

 

その為、プロプレーヤーや上級者にサラウンド機能を使っている人はまずいません

 

 使っているのは勘違いした初心者か、不利になってもいいから没入感を増したいエンジョイ勢でしょう。僕もお祭りゲーやBFをやる時だけは使います。


 もしサラウンド機能のおかげで音の方向がよくわかるようになりましたって言ってる人がいたら、FPS初心者か宣伝の為にテキトーに嘘ついてるだけなんで無視してOKです


 また最近は、ヘッドホンにいくつものドライバーを設置し、ヘッドホンだけでリアルサラウンド環境を再現したヘッドセットもいくつか販売されています

 

 これならいいんじゃね? と思うかもしれませんが、そもそもそのゲームがリアルサラウンドに対応していなければ意味がありませんし、リアルサラウンドにしたところで極端に有利になるかというとそうでもありません

 

 音の方向というのは、「前方の視界は開けているが後方には建物がある」等といった視覚情報と、「コツコツという足音が徐々に大きくなっている」「視点をずらした時に聞こえ方が変わった」などという聴覚情報を、脳が自動的に補正し判断するので、スレテオ環境であってもかなりの精度で前後左右上下を判断することが可能です

 

前後上下がわからなくてもやっとする場面はボクの場合は1年に2,3回しかありませんので、リアルサラウンドにしても音の違和感が増すだけで導入する必要はないと思っています

 

ゲーミングヘッドセットの利点は何か

ここまでヘッドセットにネガティブな印象を与えているかもしれませんが、ヘッドセットにも利点がもちろんあります

 

まずは、ゲーム用に音が最適化されていること

 

FPSにおいて重要な足音や銃声という情報は、基本的に高音に寄っているため、ゲーミングヘッドセットは低音を抑え高音を重視した性質になっています

 

大体の音楽鑑賞用ヘッドホンは迫力を増すためドゥンドゥンと重低音が聞こえますが、FPSにおいてはそれは音のぼやけに繋がってしまいます

 

また、ヘッドホンには定位という概念があり、高級なゲーミングヘッドセットは音との距離や方向といった情報がステレオ環境でもより正確に掴むことが可能になっています

質のいいものならイヤホンでも十分なのですが、定位がダメなものを使うと高級なヘッドホンでも音の方向が全くわかりませんので、注意が必要です

 

また、ヘッドホンであっても高音を重視していたり、モニターヘッドホンのようにフラットな性質のものであれば十分FPS用に使うことができます

特にモニターヘッドホンは音楽のプロが一つ一つの音を聞き取るために作られたものなので、音の判別や定位に関しては非常に優れた性能を発揮してくれます

 

例えばボクは、音楽鑑賞とFPSをどちらも一つのヘッドホンで楽しめるように、フラットすぎないモニターヘッドホンを使用しています

↓バランスがよくおすすめ

 

音楽のプロが現場で最も使用している高音が強めのロングセラーモニターヘッドホン↓

 

 

今回の記事で書いたことはあくまで僕の一意見に過ぎないので、自分でオリジナルの環境を構成してみてください

 

 
以上、サラウンドに関してのお話でした

 

 

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