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 デバイスマニアのFPSゲーマーが『理屈から攻める』をモットーにFPS上達法や勝つためのゲーミングデバイスの選び方、おすすめデバイスの解説をさせていただきます。目標は、体系化されたFPS上達理論を示しハード問わず日本人のFPSプレーヤーの実力を底上げすることです!

FPS用ゲーミングマウスの選び方をデバイスマニアが日本一詳しく解説します【デバイス論】

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はじめに

ゲーミングマウスに関しては今までも度々語ってきましたが、選び方に絞った総まとめ的な記事を書きたいと思います

 

最終的な結論としてはフィーリングが全てなので、選び方というより選ぶ為の知識といったほうが正確ですが、結構がっつりと解説していきたいと思います

 

 自画自賛になりますが、日本、もしかしたら世界でもここまで詳しくマウスの選び方の知識について語った記事はないかもしれません

 

最後まで読んで参考になったと思ったら、ぜひ友達にも教えてあげてください

 

自分の手の大きさ・幅を知る

 

手の大きさが全てではありませんが、自分の手の傾向を知っておくことは重要です

今回は、アメリカの有名マウスレビューサイト、Rocket Jump Ninjaの測定法に準拠します 

http://www.rocketjumpninja.com/

 

長さは中指の先端から手首の第一しわまで、幅は親指の関節あたりから、それぞれ画像を参考に測ってみてください

 

https://i2.wp.com/www.rocketjumpninja.com/images/handsize.jpg?w=1000
画像はRoket Jump Ninjaより引用

 

 

男性の場合、

 

小さめ: 16.9cm 以下
普通 : 17-19.5cm  
大きめ: 19.6cm 以上

 

RJNでは、このように定義しています

日本人の男性の平均値は18.3cmになりますので、キレイに合致していますね

ソースhttps://www.dh.aist.go.jp/database/hand/data/list.html

 
 幅に関しては正式な測り方ではないようなので、あくまで目安です。また、幅は手の長さによっても相対的に変わるため、自分の手を客観的に見て、広いか狭いか判断しましょう

 

自分の場合、19.5cm 9.5cmだったので、そこそこ大きめで、幅は細め~普通といったところでしょうか

 

皆さんも自分の手の特徴を確かめてみてください

 

マウスの大きさ

 

長さ(length)

  マウスの長さは125mmを基準に、それより大きければ大きめ、それより小さければ小さめと考えるといいでしょう


 130mmを超えるとかなり大きい部類で、小さめと言われるマウスは120mmが多く、それ以下は超小型マウスになります

 

 特にかぶせ持ちをする人の場合はいかに手にフィットさせるかが重要になる為、一度使ったマウスの長さを覚えておいて、次に買うマウスの形状の検討をつけることが重要です

 一般的な手の大きさの男性であれば、純粋なかぶせ持ちをする場合125mm程度の大きさは必要だと思います

 逆につまみ持ちの場合はマウスの大きさはほとんど関係ない為、重視するのは重さとフィーリングになります

 

また、マウスの大きさによって手のひらまでの空間の大きさが異なります

つまり、指先だけでコントロールできる範囲が、マウスが小さいほど広く、大きいほど狭くなります。

 

 

幅(width)


 多くのマウスは後ろ幅65mm~70mm付近に収まっており、65mmに近ければ細め、70mmに近ければ太めと判断してよいでしょう

 

 基本的に後ろ側の幅が大きいマウスはかぶせ持ちに適した形状のマウスが多く、一般的に細いマウスはつまみ持ちに向きます

 

 幅に関しては前、中央、後ろで膨らみ方が違う為、既に持っているマウスを基準に自分はどの部分が膨らんでいるほうが使いやすいのか考えるとよいでしょう
 
 幅と高さに関しては、メーカーやサイトごとにどこを測っているのかなど数値がバラバラなので、数値だけで判断するのは危険です
  実際に僕も数値だけを見て細いマウスだと思って買ったところ、めちゃくちゃ後ろ太かった! みたいなことがあったので、あまりあてにしないことです
 きちんと長さと画像を照らし合わせて部位ごとの幅を判断しましょう

 

 とはいえ大体のメーカーでは後ろ側の太さを書いてあり、大手のメーカーなら前、中央、後ろでそれぞれの幅を記載してくれています

高さ(height)

 

高さも測り方が各社ごとに異なる場合がありますが、基本的には最も高い部分で測っています

大体35mm~45mmの間です

高さは手のひらをマウスに当ててグリップするのか、指だけでつまむように持つのかを決めるポイントになります

 

 基本的には数値よりも、どこが最も高くなっているのかグリップ部分の勾配が重要なので、あまり数字にこだわる必要はありません

 

例えば、IE3.0クローンとして有名なデスアダーとRival310を比較してみると、

 デスアダーは高さのピークが中心近くになっており、更に後ろ側の傾斜がきつく、手のひらの付け根部分でのグリップは難しく、手首が浮きやすい形状になっているとわかります

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 対してRival310は、高さのピークは後ろ側に寄っており、後ろ側の傾斜が緩やかでかつ前方は沈み込んでいる為、手のひらの付け根でのグリップ感が強く得られると予測できます。

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 ZAシリーズのように後ろと前の高さの差が大きいマウスもある為、高さの差にもきちんと注目しましょう

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重さ

重量に関しては、個人でかなり好みが分かれます

 

重さの尺度ですが、FPS用マウスとしては、ケーブル抜き80gくらいが最も軽い部類、110gくらいから最も重い部類になり、平均的には90~100gのマウスが多いです

 

95gを基準に、それより下は軽め、それより上は重めと考えるといいでしょう

 

とはいえこれも実は数字だけを基準にするとよくなくて、形状や密度によっても変わってきます。小さいマウスの場合は重さがよりダイレクトに感じられますし、持ちにくいマウスはより重く感じます。

 

 

 重いマウスのほうが摩擦力が強く働く為、マウスを軽く持ってもマウスの滑りが安定し、ストッピングも楽です。

 しかし、軽いマウスと比べると同じスピードで動かした際により強い負荷が手首や腕にかかります

 

 逆に軽いマウスの方が摩擦力が弱くマウスパッド上をすいすい動き、マウスをすばやく振った際のストップにかかる負荷は弱くなります。
 しかし、安定したマウス捌きの為にはある程度の摩擦を発生させる必要があり、軽いマウスは重いマウスに比べより圧力が必要な為、人によっては逆に疲れてしまう可能性があります


 以上の性質を踏まえて、センシが高い人は重めのマウス、センシが低い人は軽めのマウスとの相性がいいと言われることもあります

 

確かにハイセンシユーザーは一般的に軽いマウスが苦手な人が多い印象です

 

ただ、ハイでも軽めが好きな人はいるし、ローでも重めのマウスが合う人もいるので決めつけるのはよくありません

 

また、初動が軽いマウスパッドなら重めのマウス、初動が重いマウスパッドなら軽いマウスの方がいいと言われることもありますが、この辺も結局は個人のフィーリングによります

 

参考

www.seria777.com

 

 言ってしまえば一番軽いマウスと重いマウスでも30g程度の差ですから、ステレオタイプ的な理論にはそこまで神経質になる必要はありません

自分で様々な重さのマウスを試してみましょう

 

また、どこに重心があるのかというのも問題で、同じ重量でも前に重心があるのか後ろに重心があるのかで使用感が変わってくる為、その辺りも注意するといいでしょう

 

マウスの形状と持ち方

形状


マウスの形状はおおまかに、左右非対称か左右対称かの2つに分けることができます

 

現在世界中で販売されている左右非対称マウスというのは、そのほとんどがかつて伝説と呼ばれたマウス、IE3.0を模したものとなっています。

 

その特徴は、人間工学(エルゴノミクス)に基づいた左右非対称のデザインで、手全体で覆うように持った際に手にぴたりと張り付くような持ち心地を再現していることです

 

現在では、デスアダーやRivalなどいわゆるIE3.0クローンと呼ばれるマウスが各社から販売されています
IE3.0クローンの例:DeathAdder

 

それに対し左右対称マウスは、非常にシンプルなデザインで、一見すると100均に売っていそうな形状をしています

左右対称マウスの例:FK2


これら形状は、マウスの持ち方と密接な関係があります

 

持ち方


マウスの持ち方はおおまかにかぶせ、つかみ、つまみの三種類があり、それぞれに向いたマウスが異なります

 

かぶせ持ちは、手のひらがマウス全体に接地した持ち方、つかみはかぶせから人差し指と中指を鉤爪のように立てた持ち方、つまみ持ちが指先だけでマウスをつまむようにグリップする持ち方です

 

詳しいことはこちらの記事を読んでいただければわかりますが、完全にFPSゲーマー向きの解説です

www.seria777.com

 

おおまかに、


かぶせ持ち→左右非対称エルゴノミクス形状で大きめ

つかみ持ち→エルゴノミクス or 左右対称かつお尻が高い

つまみ持ち→左右対称で高さが低い


このような対応関係になっています

 

マウスによって持ち方を決めるのか、持ち方によってマウスを決めるのかはまるで鶏が先か卵が先かみたいな議論になりがちですが、それは皆さんの判断にお任せします

 

クリックの硬さ、深さ

マウスによってクリックの硬さが違います

 基本的にクリックが硬いマウスは連打しにくく、クリックが軽いマウスほど連打が速くなります。特に高速タップをする必要がある人はクリックが軽いマウスを使ったほうがいいです。

 軽いマウスの注意点とはしては、誤爆しやすいことですね。持ち上げの際にできるだけ指を触れないようにしましょう

 ロジクールはピピピッと軽いマウスが多く、Zowieはカチカチと硬く、SSはトコトコ、Razerはカパカパ。

 

材質・手汗問題

マウスの中には材質によって滑りやすいもの、滑りにくいものがあります

 

ラバー加工が施されたものはグリップ力に優れ手汗が多い人にもおすすめですが、ものによってはラバーが溶けてくるので注意です

 

自分のように手汗をかきにくい乾燥肌の人もそれはそれで滑るので、好みの系統の材質を見つけることも重要です

 

その他些末な知識

基本的にここからの知識は、あまりマウス選びにおいて重要ではありません

 

センサー

センサーにはPMW3310、3360など様々なセンサーがありますが、もはやセンサー性能に関しては人間がわかるレベルの上限に達しているため、ここ2,3年以内に発売された製品なら関係ありません

 現に最近発売されたプロが監修したモデルでは、最新ではなく一つ前のセンサーを採用しているものがあるくらいです

 

一つ注意してほしいのは、センサーの位置ですね

 

マウスによってついているセンサーの位置が違い、動かした際の挙動が大きく異なる場合があります

 

一例ですが、ペイントで左右に振った際のマウスの動きを表してみました。(思いつきなので雑ですが)

 

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私の持ち方が少々特殊なせいかもしれませんが、ご覧の通りマウスによって大きく挙動が変わります

 

DA,PAWN,Rival310はほぼ真っすぐ線が引けるのに対し、

 

ロジの二つと、画像にはありませんがEC1-Aは自分の中では斜めに動いてしまいます

 

基本的には慣れですが、私は斜め挙動のマウスは使いません

 

DPI

 DPIはセンサーの解像度でポインターの速度に関わってくる概念です

 時々この数字が高いほど性能がいいと勘違いしている人がいますが、関係ありません

 まあ確かに昔の技術では今のように高解像度のマウスは作れなかったので数字が高いのはすごいんですけど、誰も使わないのでここの数値が高くても意味がありません 

基本的に3200まであれば十分です

 

 また、ゲーミングマウスの基本となるDPIの刻みは400 800 1600 3200となっており、廉価マウスの中にはこの刻みの通りでないものが多い為、センシの調節に戸惑う可能性があります

 DPIを細かく調整したいという方は、ソフトで調整できるものを選ぶといいでしょう

 

リフトオフディスタンス(LOD)

 マウスをどれくらいマウスパッドから遠ざけたら認識しなくなるのかを表す数値がLODです

 LODが高すぎたり低すぎたりする場合、マウスを持ち上げてもそれが認識されずエイムのずれに繋がります

 廉価マウスはLODが変に高い印象があります

 

 基本的にほとんどのマウスでは問題ありませんが、LODが気になる方はソフトで変更が可能なマウスを選びましょう

 

 

 

一応ここまでの説明で、マウスを選ぶ為に必要な知識はまかなえたと思います

説明不足な部分は、今後加筆修正していきたい思います

自分に合うマウスを探したい方向け、おすすめ3セレクト【2018年版】

 予算に余裕がある方に向けて、とりあえずこの3つを使えば自分の好みのマウスがわかるという3つのマウスをセレクトしました
どれも一級品なので、90%の人はこの3つだけで天下とれます

M1


大きさ 中~大
重さ  普通
形状  エルゴノミクス
持ち方 かぶせ、掴み持ち

 

FK2


大きさ 小~中
重さ  軽い
形状  左右対称(薄)
持ち方 つまみ持ち

 

G403 or G703


大きさ 中~大
重さ  軽め~重め
形状  エルゴノミクス
持ち方 万能型


かぶせ、つかみ持ちに適したM1と、つまみ持ち特化のFK2、そして重量を切り替えられ左右対称寄りのエルゴノミクスで全ての持ち方に対応できるG403という組み合わせです

まずはかぶせでM1、次につまみでFK2、そして最後に己の手に任せてG403を使えば、自分に合うマウスの傾向は絶対にわかると思います

 

 

以上、ゲーミングマウスの選び方講座でした

 

おすすめゲーミングマウスのまとめはこちら!

www.seria777.com

 

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