Life for Games.

 デバイスマニアのFPSゲーマーが『理屈から攻める』をモットーにFPS上達法や勝つためのゲーミングデバイスの選び方、おすすめデバイスの解説をさせていただきます。目標は、体系化されたFPS上達理論を示しハード問わず日本人のFPSプレーヤーの実力を底上げすることです!

FPSゲーマーがマウスソールを徹底比較!おすすめの最強マウスソールはこいつだ!!

f:id:fps7777777:20181004000154j:plain

はじめに

今回は、今まで幾度となく要望を頂いていたマウスソールのおすすめを紹介したいと思います

と言っても……私正直ソールに関してはにわかです

一応4種類ほどは持っていましたが、そこまで追求したことがありませんでした

というのも、実際純正ソールってそこまで悪いものでもないですし、摩耗するほど一つのマウスを使い続けないので、だったらわざわざ剥がしてマウスの工芸品としての価値を下げるのは気が引ける……というのが理由です

とはいえデバイスブログやってる癖にソール興味ないってどうなのってのと、あんまりソールを研究してる人がいなさそうだったので、今回は大量のソールを比較したレビュー記事を作ることにしました

実際にやってみたら、これがかなり楽しくて、今までソールに興味なかったのを後悔しましたよ!!!

今回比較したのは、Hotline Games / hyperglide / Corepad / ARTISAN 零四式/三式/ PureTrak PerfectGlide/ PerfectGlide HD/ ダーマスマウスソール/ パワーサポート エアーパッドソール / カグスベール です。(……なんか他にもう少しあった気がします)

とはいえ、全てにレビューを書くのは無理というか、正直あんまり違いがわからん……という製品も多かったので、私がこれはッ!!!!と思ったものだけを紹介したいと思います

マウスソール選びのポイント

いきなり本題にいく前に、マウスソールを選ぶためのポイントを簡単に解説しますね

①材質

FPSにおいてソールに求められる機能は、マウスパッドと同じく『滑って止まる』こと。滑りすぎても滑らなさすぎてもいけません。

現在ソールに使用されている主な素材は、テフロン(PTFE)、超高分子量ポリエチレン、ナイロンの三種類

ほとんどのマウスソールに使われているのがテフロンで、非常に滑りやすいのが特徴です

超高分子量ポリエチレンは、テフロンに似た材質ですが、耐摩耗性・耐衝撃性・耐水性に非常に優れており、テフロンに比べるとほんの僅かに摩擦係数が高いという特徴をもちます。

ナイロンは上記二つに比べるとかなり滑りにくいです

今回の比較で触った感じだと、

テフロン>超高分子量ポリエチレン>>ナイロンといった感じでしょうか

滑り重視か止め重視かは好みですが、基本的にソールは滑りが早い方が好まれる傾向にあります

私のレビューも参考にしていただいて構いませんが、やはり自分で買って試してみるのをおすすめします

マウスパッドと組み合わせて自分にとってベストな滑りを探してみてください

②厚さ

LoDに直接関わってくるので、間違った厚さを選ぶと挙動がガバガバになります

一般的な初期ソールの厚さは0.5mm強程度で、多くの市販ソールもそれに近い厚さになっています。

初期ソールを剥がしてつけるなら、とりあえず0.5mm~0.7mm程度の製品を買っておけば問題ないはずです。

0.2mm程度の薄い素材の場合は初期ソールの上に直接貼り付けます。

ゲーミングマウスのLoDは幅があるので、自分の使用しているマウスとの相性を考えて厚さを選びましょう

③形状/大きさ

正直ここはあまり重要ではありませんが一応

一般的なマウスの初期ソールのような特殊形状より、完全な円形のほうが理論上上下左右への抵抗が変わらない為操作性は向上するとされています

とはいえ……皆さんもわかると思いますが円形だろうと楕円形だろうと体感できるレベルの差は無いかと思います

汎用ソールは楕円形のものが多いですし、特に円形にこだわる必要はありません

また、大きさが小さいほどソールがマウスパッドに突き刺さるので理論上ストップ性能が上昇します。とはいえ市販のソールはほとんど似たようなサイズですし、これまた体感できるレベルのものでは無いと思います

おすすめのマウスソール紹介

こいつが俺のおすすめだ! DHARMAPOINT ダーマスマウスソール ブラック

滑り ★★★☆☆ 普通に滑る
止め ★★★★☆ 止めやすい
コスパ★★★★☆ まあまあ

総合 ★★★★★ かなりおすすめ

2017年ついに復活した、知る人ぞ知る日本産ゲーミングデバイスメーカー、ダーマポイントの出した汎用ソールです

こいつの特徴は、ソール素材としてはまだ珍しい超高分子量ポリエチレンを採用していること

材質のおかげかはわかりませんが、ストップ性能が一般的なテフロンソールに比べてかなり高いです

とはいえテフロンに近い性質なのできちんと滑ります

まさに滑って止まるを体現した素晴らしいソールではないでしょうか

更に耐摩耗性が高いので、交換の必要性が低いのも嬉しいポイント。かなり長い間マウスパッドの交換だけでよいと言われています

このソールは最近プロゲーマー界隈で流行りつつあるので要チェックですよ!

注意点としては、止めが強めなので、今までとエイムの感覚がかなり変わってしまうことがあげられます。慣れるまではクソエイムになりやすいので、変えたらきちんと練習しましょう

安心のド定番 Hyper Glide

滑り  ★★★★☆ 滑りやすい
止め  ★★★☆☆ まあまあ止めやすい
コスパ ★★☆☆☆ 微妙

総合  ★★★★☆ おすすめ

Corepad,Puretrakなどのテフロン素材のソールは大体似たような使用感だったのでぶっちゃけ何でもいいかなと思ったのですが、その中でも定番中の定番であるHyperglideは速い滑りで止めもハイレベルだなと感じました

ダーマは癖があるので、失敗したくない方はテフロン系のほうがおすすめです

ただ供給が少なすぎて、汎用型ソールは日本のAmazonだとまともに買えないですね。米アマを利用するのがよいでしょう。米アマでも高いですけどね。

HotlineGamesのテフロンソールは、付属品は充実していましたがなんかざらついていて違和感がありました

古参ゲーマー御用達!最強の汎用性とコスパを誇る カグスベール トスベール

滑り  ★★★★★ 非常に滑りやすい
止め  ★★☆☆☆ 少し止めにくい
コスパ ★★★★★★★★★★★ 鬼

総合  ★★★★★ 速い滑りが好きで、見た目にこだわりがないなら超おすすめ

本来は家具を滑らせる為の家具用品ですが、ゲーマーにはもはやマウスソールとして認知されているのがこのトスベールです

材質はソールの定番テフロン、0.5mmと狙っているかのような厚さ、加工しやすさ、そしてなにより圧倒的コストパフォーマンスからゲーマーにソールとして爆発的な人気を誇ります

私も半分くらいのマウスはこのトスベールです

加工して使ってもいいですし、小さめなのでそのままマウスに張り付けて使用することも可能です

参考

最高のコストパフォーマンスを誇るマウスソールの代替品「カグスベール」を今さら紹介してみる - 4Gamer.net

私も色々な貼り方を試しましたが、どんなに雑でも割と大丈夫でした(Rival110はLODが異常に長いので、初期ソールの上に重ね貼りしています)

f:id:fps7777777:20181004001855j:plain:w400

f:id:fps7777777:20181004001859j:plain:w400

ソールとしては非常に速い滑りで、マウスを自由自在に動かすことができます

実は速い滑りというのは、大きく動かしたいローセンシプレーヤーにも、初動の引っ掛かりが嫌いなハイセンシプレーヤーにも相性がいいので、ある意味で一番万人受けする素材かもしれません

18枚入っているので、1枚を分割して使えば3か月に一回変えても4年もちます

加工の方法としては、穴あけパンチで開ける方法や、以下のようなポンチを使ってくりぬく方法が定番のようですね

私が穴あけパンチを試したところ、エッジが起って滑りに悪影響があったので、普通にはさみでチョキチョキするのがいいなと思いました

他の製品もソールとして使える

ちなみに、カグスベールだけではなく、他の家具を滑らせる系の製品もソールとして使えます。

らくらくすべーり、家具のスベリ材などの超高分子量ポリエチレンを材質としている製品を選べば、より安定感のある自作ソールを作ることが可能です。

以下のスムーズテープは超高分子量ポリエチレン素材で厚さ0.4mmなので加工すればソールとして使えます。試してみてください。

他の素材は厚すぎたり薄すぎて加工難易度が高かったので、誰か0.4~0.8mm程度の超高分子量ポリエチレン素材がありましたら教えてください

滑らねえ!! ARTISAN 零 四式 /三式

滑り  ★☆☆☆☆ 滑らない
止め  ★★★★★ 非常に止めやすい
コスパ ★★★☆☆ まとめ買いすれば普通

総合  ★★☆☆☆ 基本的におすすめしない

これはおすすめではないのですが、特徴的なソールなので紹介します

私が推すマウスパッドメーカーのArtisanですが、ここはマウスソールも出しています

https://www.artisan-jp.com/mousepad_10.html

公式サイトや、社長のインタビューを見ても相当なこだわり製品です

では実際のところはどうなのかというと、前振りで上げといてなんなのですが、このソールはあまりおすすめできません。

というのも、ナイロン製でストップ性能が強すぎるあまり滑り出しが非常に重く、無理に力を入れるとカーソルが飛んでいるかのような挙動をする為微調整に向かないからです。

止めを重視したソールの方が微調整が滑らかになると思うかもしれませんが、一定のラインを超えると逆にコントロールしづらくなる傾向にあります。超ハイセンシプレーヤーが滑りやすいガラス製マウスパッドを好むのもそういった理由でしょう。

手元に常にキュキュッとストップの圧力を感じるので、プレイ中の違和感もあります。

どうしてもこちらのソールを使いたい場合は、できる限り滑りのよいマウスパッドを使ったほうが相性がよいでしょう。Artisanなら紫電や疾風系ですね。

こちらは零四式の中心に穴をあけ、更にストップ性能を高めた製品です

四式ですらストップ性能が強すぎるといっていたのに、更に強いとなるとお手上げか!?

実際に使ってみたところ、確かにくっっっっそ重い!!!!ギュギュギュギュっていいます。

でも、個人的にはむしろ四式よりコントロールしやすかった気がします。笑えるほど滑らないので、逆に微調整もききやいように感じました。

とはいえあまりにも滑らないせいでかなり手首が疲れます。手首メッチャ痛いです。

Artisanのマウスパッドはおすすめですが、ソールはあまりおすすめできませんね



以上で、マウスソールの紹介を終わります

マウスソールの小話

異常に供給が少ない

Amazonを覗くとわかるのですが、ソールってめっちゃ供給量が少ないんですよ。たぶん単純に需要が少ないからだと思うんですが、それにしても現状の需要量に対して少なすぎる

供給が少ないってことは、需要者が消費できる数量が減って価格が高くなる&供給者が本来存在するはずの需要者に売って得られたであろう利潤が減少するわけなので、社会全体が得られる余剰が減っちゃうわけですよ。これは1年生が習うミクロ経済的に由々しき事態だ……。

というどうでもいい話は置いておいて……。

みんなもっとソール買おう! あとメーカーももっとソール作って!!!!!

マウスの販売メーカーの思惑

昔は売ってたはずですが、最近は大手マウスメーカーはソールを販売していません。その理由は、おそらく新しいマウスを買ってほしいからでしょうね。それか需要があまりにも少なすぎて採算が合わなくなったか。

あと、マウスの裏面見ればわかりますが、割と頭のおかしい形状のソールが多いですよね。これは、特殊な形状のソールにして張り替えさせないぞ~という意思の現れなのではないかという予測もできます。まあ考えすぎかもしれませんが。

さいごに

今回は初めてマウスソールの記事を書かせていただきました

あまり期待していなかった比較でしたが、思ったより各社個性があっておもしろかったです

ソールも奥が深いですね

今回の記事が参考になりましたら、友達やSNSにシェアしてくださると嬉しいです!

http://blog.hatena.ne.jp/fps7777777/fps7777777.hatenablog.com/config/design/detail#tab-customize-touch