Life for Games.

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セオリーを疑う~感度を固定することに固執しないこと~ 【おまけ】センシの変え方のコツ

リニューアルに伴って新ブログに移行いたします!!

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https://nekops.com/

今後の更新はこちらで行っていくので、ぜひご覧ください!

FPS上達論は、こちらのブログの考えは既に古くなっているものもあります

よりアップデートした情報をお届けします!

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はじめに

私は今までの記事の中で、エイム=脳内で予想するマウス移動量と現実のマウス移動量を一致させる行為であるから、センシを頻繁に変更するのはよくないと語ってきました

www.seria777.com

もちろんこれは正しいのですが、実はこれだけを妄信するのもよくありません。そのあたりは他の記事で語る予定だったのですが、言葉足らずでした

そもそも私自身(今はほぼゲームはやっていませんが)かなりセンシを変動させるタイプですしね

矛盾してね? と思う方もいたと思うので、その辺について解説したいと思います

セオリーをあえて疑う

スポーツであれ、勉強であれ、ゲームであれ、どんな分野にも相反するような理論というのは必ず存在しています

例えば格闘技であれば、パンチを打つときは、『フットワークを軽くして、ステップと同時に撃ちだしたほうがいい』という人と、『両足をしっかりと地面につけて突き出したほうがいい』という人がいます

これって、よくよく考えるとおかしくないでしょうか

同じパンチなのだから、正しい理屈は一つのはずです


実はこの違いは、衝撃力の特性と、ボクシングと空手という二つのスポーツの特性に由来しています

大雑把に説明しますね(詳しいことは、格闘技の科学、という本をお読みください)

衝撃力=速さ×重さで決まるのですが、ということは、同じ衝撃力でも、『速くて軽いパンチ』と、『遅くて重いパンチ』の二つが存在することになります

速くて軽いパンチは、瞬間的な衝撃力が大きく頭部を鋭く揺らすことができる反面、胴体へのダメージはさほどないパンチになります

対して遅くて重くてパンチは、瞬間的な衝撃力の最大値は小さいですが、胴体にめりこみ深くダメージが入るパンチになります


ボクシングの勝利条件は、相手をKOすることです

KOする為には、相手の脳を揺らす必要があるのですが、その際に必要なのは、素早く顎を揺らせる瞬間的な衝撃力です。つまり、速ければ軽いパンチでもOKです。 それを行う為には、フットワークを利用して素早く相手の懐に入り、威力は低くてもいいので、顎をかすめるように速いパンチを打つ必要があります。

それに対し空手(極真ルール)は、顔面への突きは禁止です。つまり、動体への突きしか許されないのですが、その際に有効なのは、体に深くめり込む『重いパンチ』となります。その為には、フットワークは使わず、足をしっかりと地面につけて、体重をしっかりと突きに載せることが重要です


つまり、先ほどの『フットワークを軽くして、ステップと同時に撃ちだしたほうがいい』理論と、『両足をしっかりと地面につけて突き出したほうがいい』理論が同時に存在する原因とは、ルールの違いによるものでした


さて、今回の例のように、答えがわかっていればよいですが、ことゲームとなると、残念ながら答えがわからないことの方が多いです

『プロゲーマ-のAさんのいうことと、プロゲーマーのBさんがいうこと、これらが相反していて、しかも調べてもその理由が出てこない』、なんてことはしょっちゅうです

こんな時、皆さんならどうするでしょうか

大好きなAさんを信じる? それともより実力があるBさんを信じる?

正解は、『自分で納得するまで試してその理由を探ること』です

ここで、あのウメハラさんが書いた、勝負論という本の一節を紹介しましょう

特に、基礎を固めるような段階では、時間を使うことの価値は否定されやすい。早くもっと高いレベルに上り、強い相手と戦いたい、と思っています。 しかし、僕の考えはまったく違う。 基礎固めの段階こそ、たとえ最初のうちはボロボロに負けようと、人から笑われようと、納得できるまでじっくり時間をかけて回り道をして考え、あえて定石やセオリーとされるものを疑い、時には崩してみる。自分で体験し、体験を通して学んでみる。そして、セオリーの意味を自分で再発見する


さっきいった、『自分で納得するまで試してその理由を探ること』とは、『セオリーを疑うこと』ともいえるでしょう

なぜ、疑う必要があるのか

私なりに答えを出すとするならば、『実際に自分で体験していない知識は、その『真意』まで理解することができないから』です

仮にその理論、セオリーが完全に100%正しいものだったとしても、他の全ての理論も自分の血肉となるまで批判的に検証してみなければ、100%正しい理論でもその一部の力しか引き出すことができないと考えています

センシを固定することに固執するなの意味

ここで、センシの話に戻りましょう

今までの話を理解した皆さんなら、言いたいことは大体わかると思います

「誰かが振り向き~cmが最強と言ったから」「みんな大体これくらいを使っているから」

こんな理由だけで、センシを固定していないでしょうか?

仮にあなたにとってそのセンシが最強だったとしても、そのセンシ以外のことも知っていなければなりません

ハイセンシ、ローセンシ、ミドルセンシ、もちろんその他のセンシも全てを体感し、そのメリットやデメリットを理解することで、実感を伴った知識として、正しいセンシを100%使いこなすことができるのです

更に、センシを固定することの弊害として、プレースタイルの固定化という問題があります

基本的に各センシによって得意な行動は異なるので、それに適した戦術に固定されがちです

センシを変化させることで、新しい身体の使い方や、新しい戦術を発見できるなどの恩恵もあります

センシを『完全に』固定するのは、全てのセンシを知り尽くした後にしましょう

具体的にどう変えればいいのか

色んなセンシを使えと言いましたが、何も1週間程度でコロコロ変えていたのでは、そのメリットデメリットを体験することすらできません

期間としては、最低でも2~3か月は必要でしょう。とはいえこの辺は個人の感覚として、もうこのセンシから学ぶものは全て学んだと思ったら、次にいってかまいません

センシの幅としては、まずはざっくりハイ→ミドル→ローを体験し、そこで得た仮説を元に更に様々なセンシを試します

その結果としてなら、憧れの選手をパクるもよし、更に微調整するもよしです

おまけ:センシの変え方のコツ

実際、センシを上げ下げした際は、そのあまりの違和感にすぐに元に戻したくなります

私自身、割とセンシをころころを変えるので、そのコツを紹介します

①30分くらい、極端に上げて(下げて)プレイする

センシを上げた際の違和感の原因は、手首や肘の使い方です

ローセンシだった場合、手首を大きく振ったり肘を使う癖がついている為、まずはその癖を矯正する必要があります

そこで、目的とするセンシよりとんでもなく高いセンシに設定することで、手首を極端に小さく使うことに慣れることができます

それに慣れた状態で、目的とするセンシに合わせれば、大体いい感じになります

ローセンシにする場合は、逆に、めちゃくちゃ低くします

②マウスパッドを大きく(小さく)する

マウスパッドの大きさは、エイムスタイルにかなり影響します

マウスパッドが小さければ、必然的に手首だけで細かくエイムするしかないので、強制的にハイセンシになりますし、マウスパッドが大きければそれだけ空間を広く使えるのでつい大きく動かしがちです

そこで、ハイセンシにしたいときは、マウスパッドを小さく、ローセンシにしたいときは、マウスパッドを大きくします

①と②を組み合わせることで、割と早く新しいセンシに馴染むことができます

さいごに

さて、今回は、セオリーを疑うことについてお話させていただきました

今あなたが信じているその理論、100%引き出せてますか?

http://blog.hatena.ne.jp/fps7777777/fps7777777.hatenablog.com/config/design/detail#tab-customize-touch