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【伝説再来】日本人プロ監修の最強マウスがついに完全復活!? DPTM39RC/DPTM39DSレビュー

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はじめに

いやー待ちに待った日が来ましたね

ついに日本のゲーミングデバイスメーカー、ダーマポイントのゲーミングマウス、DPTM39RC/DPTM39DSのレビューです

公式サイト 製品一覧|タクティカルマウス39 DHARMAPOINTダーマポイント

発売日は1月25日なので、なんで持ってるんや?って感じなんですが、縁あってダーマポイントさんから頂けました。宣伝も兼ねて色んなゲーマーに配ってるみたいですね。

提供していただいたとはいえ、一切持ち上げることはしません。それどころか、期待値が高かった為に若干普段より厳しめになってます(笑)

ダーマの担当の方にも批判はガンガンしてもらって構わないと言われているので( ̄▽ ̄) (そもそも批判禁止だったら提供は受けないですが)

レビューの前に、まずはこのマウスの歴史を少し紹介しましょう

悲しみを背負ったマウス

まずこのマウスの発売の裏には、色々なドラマがあります

4gamerの読者の方ならばおわかりでしょうが、全く知らないという人は、歴史を知っていたほうがいいでしょう

重要なところを、ざっくりと年表に示します

2007年 日本発ゲーミングデバイスメーカーとして、ダーマポイント誕生 その後、尖った製品を世に送り出しまくる

2012年 日本のFPSプロゲーマー達の協力の下、傑作マウスDRTCM37、DRTCM38を発売 一部ゲーマーの間で一躍人気マウスに

2013年 主要メンバーの脱退により、ダーマポイントが事実上の解散

2014年~ DRTCM37、DRTCM38のデータがパクられ、Cooler Master、COUGARから完全に同形状のパクリマウスを出される(2019年現在はCooler MasterのMM530が最もクオリティの高いパクリマウスとして君臨している)

2017年 DRTCM37と同形状の新作マウスDPTM37BKをひっさげ、ダーマポイント復活。しかし、メインスイッチの構造など細部が異なる、センサーの性能が旧世代すぎるなどの理由により、人気にならず

2019年 今度こそDRTCM37と細部まで同じ、かつセンサーは最新のものを搭載した、DPTM39が登場!←イマココ

とまあこんな感じで、割と紆余曲折あるマウスなわけです

特にパクられたっていうあたりは、悲壮感漂ってますね。ゲーミングデバイス業界ではあるあるらしいですが、日本人の感覚からすると割とイラっとします。しかも復活したらそのパクリより性能低いやん?って言われるっていう、悲しみの極み

今回はそんな悲しみを背負ったダーマポイントが復活させる、伝説のマウスのレビューをしていきましょう

以下、当時の制作秘話やダーマポイントの歴史がわかる記事を並べておくので、暇な方はご覧ください↓

4gamer様参考記事
https://www.4gamer.net/games/044/G004481/20121108076/
https://www.4gamer.net/games/044/G004481/20121207001/
https://www.4gamer.net/games/044/G004481/20121204052/
https://www.4gamer.net/games/044/G004481/20130130042/
https://www.4gamer.net/games/086/G008680/20141222062/
https://www.4gamer.net/games/086/G008680/20140604042/
https://www.4gamer.net/games/273/G027312/20150511054/
https://www.4gamer.net/games/044/G004481/20171108137/
https://www.4gamer.net/games/044/G004481/20180321007/

ざっくりスペック

形状 エルゴノミクス

表面加工 DPTM39RC(マットなラバーコーティング) DPTM39DS(細かい目のざらざら)

大きさ 普通

重さ 普通

公式 ケーブル込み127g

実測 約92~g(安定しない)

センサー PMW3360

個人的レビュー

まず買いかどうかでいえば、買いです

日本のプロゲーマーが監修しただけあって、日本人男性の手に合うちょうどいい大きさ、癖のない汎用性の高い形状は素晴らしいです

そこまで高額ではないので、とりあえず日本人なら手に取ってみるのが筋ってもんでしょう

ただ全体的にクオリティは高いものの、いくつか気になる点もあるので、そこはレビューしていきます

形状のフィーリング

エルゴノミクスなので、基本的にかぶせ用です

MM530を一時期使っていたからかもしれませんが、ファーストインプレッションから形状への違和感は全くないですね

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主張しすぎない滑らかな流線形で、親指、薬指小指と、ただ指を置くだけでフィットします。変な突起とかはありません

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今販売しているIEクローンの中で、最も癖がなく万人にフィットする形状でしょう。これ合わないっていう人はなかなかいないと思いますよ

よくも悪くも、本当に癖がないです。FPSのプロが監修したのに、このおとなしい形状に落ち着くってのは意外ですね

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高さのピークは私好みのお尻側です。ピークが中間にあるマウスが苦手なのでこれはよかった

思ったより大きい

長さは124cmと比較的小型のマウスですが、カタログスペック以上に高さを感じるので、手が大きめの私でも十分違和感なく扱えます(19.5cm 9.5cm)

ただこれ私でも扱いやすいってことは、逆にいうと手の小さい人にとっては大きい可能性があるってことなんですよ

幅も広めなので、長さの割に大きく感じますね

日本人男性の平均値である18.3cm前後くらいの人にとってはジャストフィットだと思いますが、女性や手が小さい方が小さめと聞いて買うと合わない可能性があります

日本人の手に合わせるっていうことを考えると、もう少し背の高さを低くしたり、幅を狭くしたほうがバランスがいいと思いますね。もしくは、これくらいの大きさを大にして、小サイズも出すとか。

確かに高速タップはしやすい

タップ撃ち好きのプロの要望により、セパレートタイプのメインスイッチを採用した! という言葉通り、確かに高速タップはしやすいです

実際に試してみると、他のマウスと比較しても秒間のクリック数は多めになります

かなり重いクリック感なんですけど、反発が強いので結果的にタップしやすいのでしょう

(ただ私は秒間~8.5くらいのタップ弱者なので、得意な人からするとまた違うかもしれません)

なぜかスペック以上に重く感じる本体重量

まず持ち上げた時に「あれ、思ってたより重いな」と感じました

実測重量は安定しないんですが大体92~95gなので、昔の100g超えが当たり前だった時代から比べると、むしろ軽い部類に入ります。私は長い間100g超えのRivalシリーズを愛用していたので問題はないはずですが、持ってみるとそこそこの重量感を感じますね

重く感じる原因はいくつか考察できますが、まずは最近のゲーミングマウスのトレンドによる私の感覚のズレですね

final mouseとかは顕著ですが、今のゲーミングマウスって、かなり軽量化路線なんですよ

ワイヤレスですら80gの時代ですからね

元々つまみ系は軽かったんですが、エルゴノミクス形状もどんどん軽くなってきてます

おそらく、最近は一般人にもローセンシという概念が広まってきて、軽さへの需要が高まっているんでしょう

ご多分に漏れず私もここ1年半くらいずっと軽いマウスばかり使ってきていたので、それで違和感を感じてしまっているのは間違いないと思います

後は、親指側のひっかかりのなさですかね

左側面の形状が僅かに凸な分ひっかけて持ち上げるという使い方はできないので、指の力で持ち上げている分重さを感じている可能性があります(実は凸形状のマウスはあんまり好きじゃない)

他にも重心の位置やらいろいろ考察はできますが、ほぼ同じ重量のマウスと比較してもこいつは若干重く感じるので、どこかに原因はあると思います

もちろん普通に軽い部類ですし、慣れれば気にならないでしょうが、カタログスペック以上の重さを感じるというのは言っておきます

もちろん、final mouseが言うように 軽さ=正義 という単純な図式にはならないと思うのですが、個人的に最近軽さは重要視しているところです

次マウス作るときは、軽量化に力を入れた製品になると嬉しいですね

クリックが重い

これが個人的にネックで、シンプルにここ最近触れたマウスの中で一番重いです

高級感はあるんですが、反応する位置も深いし、単純にパワーが必要

Zowieのように固いというより、重い感じ

最近はクリックが軽いマウスが多いので、これは普通に違和感がありますね

ただ跳ね返りが強くて高速タップはやりやすいので、高速タップ好きにはいいのかな? でも重いので、普通に疲れそう

反応する位置が深いので、一発一発区切って撃つ普通のタップ撃ちが個人的に難しい

私的には、軽くて反応する位置が浅い方が好みです

カラカラいわすな

このマウス、横に振るとカラカラ音がなります

DPI変更ボタンのところが原因のようで、そこを抑えると音は収まります

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私このマウス振った時のカラカラ音がめっちゃ嫌なんですよ。作りこみが甘い感じがして。この音がするマウスは使いたくなくなります。

で、ダーマは中国工場で作ってるとはいえ仮にも日本メーカーですから、細部までものづくり精神見せんかいと

外国メーカーならそこまで気にならないですけど、これはイラポイント+1

もちろんヘッドセットとかつけたら全く聞こえないので、問題はないですが、個人的には気になりますこれ

そもそもDPIボタン要らない派なんで、二重で残念。表面のボタンとインジケーターはぶっちゃけダサい。見た目は色んな意味でスマートにしてもらったほうがいいです。

前作で問題になったセンサーは、(たぶん)大丈夫

マウステスターを使って波形を見てみましたが、少なくとも前作のようなズレはなく、一般的なゲーミングマウスと同じレベルです(波形はおま環が大きいので掲載しません)

マウスパッドとの相性もありますし、自分でやってみて違和感があるかどうか確かめるのが一番いいと思います

ソフトウェアは多機能

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マニュアルがあるのであんまり詳しく語る必要もないのですが、DPI設定(二段階)、ポーリングレート、LOD調整、マクロと一通りの設定が可能

プロファイルを5種類作っておいて、背面のボタンで切り替えられるので、色々な設定を切り替えたい人には便利かもしれません

ただアングルスナップって直線補正のことだと思ってたんですけど、このソフトだとセンサーの傾きのことをアングルスナップって言ってるみたいですね。どのみち使わないのでいいんですけど

デバウンスとLoDはいじりましょう。デバウンスはマウスの反応速度に関わるので、基本的に0でいいと思います。0と30では反応速度がまったく変わってきます。

デバウンスのようにsaveボタンを押さないと反映されない項目もあるので注意です

ソールの張り替えやすさが神

公式で述べているように、ソールの張り替えやすさはこのマウスの特徴です

ガイドの切込みは入っていますが、底面が完全にフラットなので、どんなソールでも自由に張り付けることができます

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ちなみに、ダーマポイントからは日本製のマウスソールが二種類出ています(初期ソールは中国産です)

ストップ性能が高い安定した滑り感の黒ソール(超高分子量ポリエチレン) と、速めの滑りの灰ソール(テフロン)です

DHARMAPOINT ダーママウスソール ブラック DPSAX1

DHARMAPOINT ダーママウスソール ブラック DPSAX1

DHARMAPOINT ダーママウスソール ホワイト DPSAX2

DHARMAPOINT ダーママウスソール ホワイト DPSAX2

灰ソールは体感的に初期ソールとほぼ同じでテフロンにしてはストップ性能が高めでした

他のマウスだったら灰ソールかなりいいんですけど、このマウスの場合は先述した重い体感とすり合わせる為にhyperglide等の速めの滑りのソールと組み合わせるのが個人的に好きです

DPTM39RC(ラバーコート)とDPTM39DS(ドライサンド)どっちがいいの?

ラバーコートはマットな質感で、ドライサンドは超細かいやすりみたいなザラザラ感があります

てっきり全体的に質感が違うのかなと思いましたが、違いは側面だけなので、個人的にはそこまで大きな差は感じません。見た目も、遠くから見たらほぼわからない

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とりあえず手をびちゃびちゃに濡らして両方触ってみましたが、防滑性に差は感じませんでした。たぶんドライサンドの方がいいのかな?
まあどっちでもそんなに滑らないです

個人的には、違和感のないラバーコートの方が好みです。やすり感が好きならドライサンドで。

ぶっちゃけ、パクリのMM530とどっちがいいの?

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これマジで難しいんですよね、形状は同じとはいえ細部が割と違うので

私だったら間違いなくオリジナルを選びますが、正直個人の思想の問題かなと言ったところ

MM530は初期状態ではくっそ重く、重心のバランスも悪いしソールも糞。この状態ではDPTM39の圧勝

ただ、分解して中の重りを抜いてソールを張り替えるとあら不思議、軽い使用感のグッドマウスに早変わりします

まあクリック感とかがパカパカしててかなり安っぽいんですが、性能的には問題ないです

MM530が軽いのって、4亀さんのレビューとか見る限り『コストダウンに付随した意図しない軽量化』って感じがします

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MM530の特徴は、重量が体感的に軽めで、サイドがグリップ力の高いいぼいぼのラバー、表面がザラザラコーティングであるという点。

いぼいぼのラバーが苦手という人や、分解はしたくないという人でなければ、普通に選択肢になります

私としてはわざわざ分解する必要のあるパクリ製品買うくらいなら本家買ったら?とは思うんですけど、割とグリップ力と重量の体感差が大きいので、その辺は個人の判断にお任せします

最後に

さて、今回は日本メーカーダーマポイントの最新作マウスをレビューさせていただきました

批判が多いように感じたかもしれませんが、日本メーカーゆえの愛ある批判ということで

もちろん、全体的にはかなり完成度の高いいいマウスですよ! 個人的にはZowieのEC2-Aよりこっちの方が圧倒的に好きです

おそらくこのマウスが成功すれば、どんどん新作も出てくるはずです

皆さんも同じ日本人として、日本のゲーミングデバイス業界がより発展を遂げれるよう、一緒に応援していきしょう!(できれば、なんでもいいので買って応援してあげてください!私も頑張ってソールめっちゃ買います)

DHARMAPOINT タクティカルマウス39ドライサンド ブラック DPTM39DS

DHARMAPOINT タクティカルマウス39ドライサンド ブラック DPTM39DS

http://blog.hatena.ne.jp/fps7777777/fps7777777.hatenablog.com/config/design/detail#tab-customize-touch